後期高齢者医療制度(長寿医療制度)とその概要

茨城県の長寿福祉課のご案内

日本中どの県においても、高齢化というのは進んでいるのですが、茨城県も年々高齢者の人口が増えている(高齢化率が高くなっている)県にはいります。

 

 

最近の統計で、茨城県も2006年にはとうとう65歳以上の高齢者が県全体の人口の20%(高齢化率 5人に1人は高齢者)を超えるようにになってしまいました。

 

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しかしこの高齢化は、全国平均を上回っているわけではありません。むしろ全国の中では高齢化率が少ない部類に入るのです。

 

医療に関しても、高齢者の通院率も高いとはいえず、茨城県はどちらかというと健康を崩している高齢者が少ない方と言えます。

 

しかしそれでも、高齢化率が20%という大台に乗った事で、高齢者へのサービスのあり方や高齢者に対する意識などを、あらためて見直おそうとする動きが生まれてきました。

 

その動きは、さらに2008年4月の長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の施行により活発となるに違いありません。

 

 

今、茨城県の長寿福祉課のウェブサイトを拝見するとは、老人ホームの紹介や、高齢者の認知症に関する様々な情報などに力を入れているようです。
このウェブサイトに今後、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の項目が順次増えていくことになるでしょう。

 

茨城県は高齢者の数が多い県に比べれば、それ程多くない事から、高齢者が多い島根県、秋田県などほどは長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に対する関心は大きくないかもしれません。

 

しかし、上記のように、高齢化率の一つの区切りである20%、つまり5人に1人が65歳以上の高齢者となった今を考えますと、これからさらに5年後、10年後にはかなりの県民が75歳以上の後期高齢者になっているかと思います。

 

そういった超高齢化社会が到来したときに、スムーズな案内・説明ができるように、長寿福祉課には大きな責任と同時に同じくらいの大きな期待が寄せられている事になりますね。

 

ですから、長寿福祉課には真摯・真剣な姿勢で前向きに高齢化社会の様々な問題・課題に取り組んで行ってほしいと思います。

 

また、そうしてくれると信じています。